世論調査

大手新聞社世論調査

各新聞社から、世論調査が発表されているので、その情報をまとめてみた。
原発を減らそうとする意見が、過半数を超えたのは、毎日新聞の54%のみ。
その他の新聞では、増やす、現状維持が過半数を超えている。
実感とは違う結果に驚かざるを得ない。
やはり、マスコミの情報操作が行われているのか?
そうでも考えないと、あれだけの事故が起こった後に行われた世論調査の結果として、理解しずらい。

やむをえない40%、減らすべきだ41%、すべて廃止13%
(毎日新聞世論調査4/17)

増やす5%、現状程度51%、減らす30%、やめる11%
(朝日新聞世論調査4/18)

増やす10%、現状維持46%、減らす29%、すべてなくすべき12%
(読売新聞世論調査4/3)

運転しながら安全対策を強化していく」56・2%、「いったん止め、対応を検討する」25・2%、「やめて、別の発電方法をとる」14・1%
(東京新聞3/19)

一方、海外では、以下のような世論調査に関する情報がある。
どこの国も、依存率低下を望む声が大きい。
国内と海外で、なぜこのような反応の違いがあるのだろうか。

「原発廃止を」87% スイス紙世論調査 09年「必要」73%から一転(msn産経ニュース)
仏、8割が原発依存低下望む(時事.com)
「世論調査では最大70%ものドイツ人が原発に反対している」(newsweek)
イタリア政府、原発再開を断念 国民投票前に反対強く(47news)

  1. 今日4/21朝日の朝刊に、スイスに本部をおく世論調査機関(WIN)の原発賛否を問う世界調査の結果が記事されています。日本でも、以前の賛成が62から39%に激減、反対が28から47%に増加、と報告されています。だからどうなのか、わかりませんが。関西方面の人にとっては、原発事故より、地震災害のほうが、ショックが大きいのではないのかとおもいますが。ましてや、東北の人たちは、原発事故どころではないのではないでしょうか? 世論情報操作よりも、東電の計画停電のほうが、いやがらせのようにおもえますが……。

  2. 仏原発支持、58%に低下=日本は39%-世論調査
    こちらにも、こんな記事があります。
    「調査はギャラップ・インターナショナルなどが実施」ととのこと。
    海外機関の行った世論調査では、日本の新聞とは違う結果がでているようですね。
    あと確かに、最近、被災地を訪問した友人によると、東北では原発事故について、ほとんど報道がされていないといっていましたよ。
    しかし、被災地意外とは必要な情報が違うのはわかるが、原発事故も大きな問題のひとつのはず。
    意図的な情報のコントロールが行われている、と考えざるを得ません。

    計画停電は、どういう意図があるにせよ、結果として、電気会社衰退の方向に動いていくように思えます。

    • 環境エネルギー政策所(ISEP)の飯田氏が、40年で廃炉にされる原発が、そのうちなくなる、という前提を知らせた上で世論調査しないと、意味がないのだと、いっています。(http://www.ustream.tv/recorded/14114330)
      世論調査は聞き方によってだいぶかわるようなので。

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