肥田舜太郎医師と福島の女性

福島原発事故後の2011年4月24日の「原発なしで暮らしたい100万人アクション in ヒロシマ」で行われた肥田舜太郎医師の講演の模様。
現在の福島で起こりつつある、被ばくによる健康被害について触れられている。

「ただちに心配なことは起こらない。」
そりゃそうですよ、今日被ばくして明日病気になるなんてことはない。
でも、もう現に東北では下痢が始まっています。さっきここにでられた被爆者の方が、お母さんの妹も、弟も自分も下痢が始まったとおっしゃいました。
最初の症状の一つに、下痢が始まります。これは、今の普通のお薬では止まりません。
だから、一番心配しているのは、(中略)元気なものを含めて、放射線の病気が始まってくるのは、おそらくこの秋から春にかけてたくさん出てくるだろう、そのように私は想像しています。でも、仮に病気になった人を私の病院にいれて、その人の下痢が放射線の影響ですと、証明する学問がまだないんですね。
これが泣き所です。
だから、人をああいう目にあわせて殺した側は完全犯罪なんですね。
(18:39~)

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