未来都市の人口予測

国土交通省の人口予測から、未来都市に必要な人口のキャパシティを想定する。
この予測図では、2004年をピークに急速に人口減少が始まっている。
この変化は、2004年を中心の線対称になっているように見える。

また、RC造建築物の建て替え周期を60年とすると、この周期ごとに多くの建築物の更新が行われ、都市の姿が大きく変化することになる。
そこで、この表の中に、1960年を基準として、60年ごとに人口をプロットした。

1960年 9500万人
↓60年後
2020年 12000万人 高齢化率 約20%
↓60年後
2080年 6300万人 高齢化率 約40%
52.25%(2020年を100%とした場合)
↓60年後
2140年 3500万人 高齢化率 約40%
29.17%(2020年を100%ととした場合)

単純にこれらの数字から計算すれば、現在と比較して、2080年までに約半分、2140年までに70%の建築の必要がなくなり、廃墟または更地になると予測できる。

これらの都市の規模がどのようなものか。
人口予測図が2004年と中心とした線対称であるので、
それぞれ次の時期の姿が参考になると思う。
2080年は戦前。
2140年は明治維新。

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