高岡英夫の「ワールドクラスになるためのサッカートレーニング」に書かれている最も初期のメニュー「ゆる体操」をやり始めて、3ヶ月が経過。ほぼ毎朝、30分ほどかけて首から足首まで身体をゆらす体操をやっている。本来、身体が固まっている朝よりも、入浴後の身体が温まった夜のほうがいいのだろうが、夜は疲れて、体操をやるだけの元気が残っていないため、以前挫折したことがある。。。。そのため、体力に余裕がある朝にすることにした。三ヶ月ばかりだと、覿面に効果が現れたわけではないものの、身体はすこしづつ柔らかくなっているようだ。特に、持病と言ってもいいほど、ここ数年悩まされてきたアキレス腱炎が、ほぼ完治したのは、やはりゆる体操の成果だろう。アキレス腱炎アキレス腱炎とは、過度のランニングなどで、アキレス腱にストレスがかかることで炎症を起こすという怪我だが、自分の場合、歳相応に、腱の柔軟性がなくなったアキレス腱に、それほどでもない運動でもストレスがかかってしまい、炎症が起こしてしまったようだ。当初、整形外科では、このリンク先の解説にもあるとおり、ヒラメ筋のストレッチ不足だと診断されて、ヒラメ筋のストレッチを試みたが、ほとんど改善されず。次に、西洋医学に見切りをつけて、整体に行ったところ、股関節が硬いと足首が固定されて、この怪我を起こしやすくなるといわれて、股関節のストレッチをやった。しかし、それでもあまり効果がなかった。その次、鍼に行ったところ、ストレッチはあくまで予防でしかなく、僕の症状の場合、慢性化しているので、まずはこれを治療するところからはじめなくてはならない、と言われる始末。脚は、基本的に血行がよくないので、炎症の回復も遅くなるらしいのだが、鍼とお灸を週2~3回、2、3週間通って、痛みは引いたものの、サッカーをやると、またじわじわ痛みが復活してしまった。それが、8月末。それでも、9月に入ると、徐々に痛みが弱くなり、10月には、ほぼ痛みが出なくなった。ゆる体操をやり始めた7月末から、1ヶ月+αでのことである。結局のところ、私が毎日やっている建築設計の仕事は、1日中パソコンの前に座りっぱなしで、相当、身体が固まっていたのだ。肩こりは、その証拠。にもかかわらず、週末には、その固まった身体に鞭を打って、サッカーで急激な運動したために、身体が悲鳴を挙げたというわけである。最終的な目標は、いわばゆる体操によって、身体と意識に対する革命にあるのだが、今のところ、こんな低レベルな問題に試行錯誤している。本当に、革命は訪れるのか・・・・・革命への道は厳しい。(つづく)
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